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コンセプト

◯陪審員制度が「馴染んだ」X年後の日本
 食の安全と企業モラルを一般ピープルに問う!!

20XX年。日本では陪審員制度が導入され、国民の中から任意に選ばれた陪審員が、裁判の判決に関わっている。権力や大資本や有名人は、金に明かして「歌って踊れる腕利き弁護士」を雇い、国民から選ばれた「陪審員」に「裁判パフォーマンス」を見せ、有利な判決を勝ち取っていく…。

という世間すら向こうに回し、立ち上がった漢(おとこ)の物語。
民主主義やら日本型ネオコンやら企業モラルやら食品衛生やら何から何までひっくるめて、とにかく数石投じまくる問題作である。

◯勝訴か敗訴か?あなたの一票が、結末を変える!?
劇団衛星では、上演の際に「観客に当事者意識を持って参加してもらう」ことを大切にしています。本作品では、観客には「陪審員候補者」として、その判決に参加していただきます。
「陪審員候補者選定通知」(つまりチケット)を持って、お越しください。

>>マルチエンディング
審判によって、原告勝訴・被告勝訴の2つのエンディングが用意されています。どちらの結末を迎えるかは、観客の中から任意で選ばれた陪審員の審判に委ねられる!
居眠りしていると・・どちらに投票していいかわからなくなりますよ。
油断なくしっかりご覧ください。「国民の義務」を怠ると、「裁判進行官」から注意されることがありますので、ご注意ください。

++初演時のアンケートより抜粋++

・私たち観客にも陪審員候補者という"役" を与えられ、なんだかドキドキしてしまいました。(32歳・女性)
・なぜ?なぜ?あっちが勝つの?ほんとに裁判に出てて、まけたらむかつくやろうなあ。(41歳・女性)
・2度目です。冷静に観れて、被告側勝たしてもよいなあと思い始めましたが、違うエンディングが観たかったので原告に投票してしまいました。(19歳・男性)
・ただ観るだけじゃなく、考えさせられながら観ることの面白さを知りました。(25歳・女性)

◯臨界演劇ー劇的空間・時間が、日常を浸蝕するー

普段演劇を観ない人にも、少しでも出会えるチャンスを増やしたい。そのために、観客の皆さんに、私達の本拠地や首都圏などにわざわざ足を運んでもらうのではなく、それぞれの地元でご覧いただこう、と、劇団衛星では、私達の方から観客のもとへ直接出向いて上演を行なっています。
また、寺社仏閣・廃工場・一般テナントビルなど「劇場でない場所」での公演を多く行ってきました。『大陪審』は、2005年12月の初演時、不動産屋の事務所を借りて上演しました。事務所で使われているデスクや椅子、パソコン、積まれた資料などもそのままの状態で、それを舞台の道具として利用。開演時間の直前までは、実際にその事務所で不動産屋が営まれ、終業とともにそこが演劇の会場となりました。
皆さんの「日常」から、「劇場」という特別な場所に「演劇」を観に足を運んでもらうのではなく、劇的空間・劇的時間から日常を浸蝕する、そんな体験を味わっていただくのが劇団衛星の「作品」です。

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